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おいしい「春の季語」

おいしい「春の季語」

ー親愛なるアーバンベアーたちへー 季節ごとにちんまり登山をします。残雪に鉄爪たてる5月、山小屋びらきのころのそれは、季節の原点と、季節の芳香がするので好きです。イノセンスなアンテナがぴぴっと作動する冬眠あけのクマになる感じ。 さて、都会のクマは中途半端な冬眠をするので、ボケボケと季節をさがしにゆかないとなりません。 それを悲観せず、たのしく目覚めるために都会のクマは春を食べる。クマたちよ、コグマたちよ、たくましく「おいしい季語」を食べるのだ。ぼくら器たちも、その手伝いを

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